9月, 2018 | カイロプラクティックジャーナル

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代替療法の世界 第6回 穿った見方

投稿日:2018年09月16日

先日、東京出張の折、喉の痛みが半端なく、土曜日ということもあり普段であれば我慢するのだが、どうにも我慢しきれずに病院に行った。医師は一瞥するなり「風邪か口内炎でしょう」とのこと。「何か細菌などの感染症のようなものには罹っていませんか」という問いにも、「ありません」という応え。一般総合感冒薬、痛み止め、胃薬、トローチをもらい内服するも、一向に症状は軽減しない。

ネットでチェック、瞬時にAIが

ネットで症状を調べると、溶連菌感染症が濃厚であった。であるならば、抗生物質が処方されていない薬では効果は薄い。怖い時代になった。ネット社会で情報がすぐに手に入るから、気になる症状をピックアップして検索をかければ、可能性のある病名が羅列される。近い将来AIの台頭により、内科医の仕事も変化するだろう。少なくとも可能性のある病名がいくつか出てこないと医師としての地位が脅かされる事態になる。これは対岸の火事ではない。代替療法も同じくAIにジャッジされるということだ。

地元で受診

数日後、収まらない喉の痛みのため地元の診療所に行く。医師に今までのストーリーを話すと、「喉の炎症はそれほど強くはないが一応溶連菌の検査をしましょう」と言った。結果は陰性だった。がしかし、症状を聞く限り溶連菌感染症も疑われるとのこと。抗生物質を処方された。ほどなくして症状も収まり、溶連菌を含むなんらかの細菌による感染症だったことがわかった。

アートの重要性、「さじ加減」の妙

総合診療医の山中克郎医師によれば、患者の話を良く聞くことで80%の病気の診断はつくという。これはAIでも可能なことであろう。しかしながら人間が行う医療ではアートの部分が大事になる。先の溶連菌の検査が陰性でも、喉の痛みが減っていないことに対して抗生物質を処方した。こうした行為こそが医療の芸術なのだ。これぞ「さじ加減」である。

「穿ち」、本来の意味は

江戸時代の文化人、井原西鶴の作品に、「穿ち」を用いるものがある。とある女性の集団に犯人が隠れていて、その犯人を探し出すために全員に絹の服を着せ、数時間後にキツイ尋問をすると告げる。身に覚えのない者はリラックスするので服には皺が寄る。一方犯人は緊張が解けないので、皺ができにくい。皺が無い者が犯人である、という描写がある(絹は他の生地と違って皺ができやすい性質である)。「穿ち」とは日本人の半数近くが誤用している言葉である。本来の意味は穴を開ける。転じて、物事を見通すとか、的確に物事をとらえるとか、本質を突くなどの良い意味で使われるのである。

穿った見方こそが

医療の芸術部分に目を向けた場合、エビデンスも大事であるが、穿った見方をしなければならないのである。前述の医師はそれにより抗生物質を処方した。それを担保するものは観察であろう。観察者に徹することで「穿ち」を養うのである。こうした方法は代替療法を行う治療家も大いに参考になる。

AIとの競合には人間ならではのアートで

患者は自分の症状をネットで検索する。AIは瞬時に膨大なデータベースから必要な答えを出す。ハイテクのAIに対抗するにはローテクの「穿ち」が必要になる。代替療法家に限らず医療に携わる者にとっては、常に重要な要素になろう。将来は同業者との競合に加え、AIとの競合という状態になっていくだろうから、ますます重要性は高まるだろう。そして穿った見方を身につけなくてはならない。それが「さじ加減」を生み、代替療法のアートを高めることになる。

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岡井氏の新刊に、山﨑氏に続き辻本氏から

投稿日:2018年09月13日

先日、岡井氏の新刊を読んだ山﨑徹氏から寄せられた感想を紹介したが、今度はその感想を読んだ、日本のカイロプラクティック教育に長く携わっている辻本善光氏から感想が寄せられたので、これを紹介する。

局在神経学講座 第1回 末梢神経絞扼障害 『概要』

投稿日:2018年09月11日

末梢神経絞扼障害 『概要』

  1. 絞扼障害においての急性/慢性
  2. 抹消神経の構造
  3. なぜ絞扼障害は起こるのか
  4. 血流阻害による運動系への影響
  5. 血流阻害による感覚系への影響
  6. 神経叢

頸部、肩、上肢、下肢などの表れるシビレや痛み、運動障害は末梢神経が走行経路において圧迫、絞扼を受けて出現するのが末梢神経絞扼障害です。

しかし同様の状態があっても圧迫や絞扼が見当たらないことも少なくありません。

解剖学的要素と神経学的要素の側面から『末梢神経絞扼障害』を診てゆきます。


丸山 正好(まるやま・まさよし)
ニューラルヒーリング院長
カイロプラクティック徒手医学会評議員
神経学的アプローチを中心とした治療を行っている。
ブログ:ちょっとずない話
増田 裕D.C. D.A.C.N.B.神経学セミナー初期メンバー



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ケリー・メソッドへの誘い『リンパ・バランシング編 2』

投稿日:2018年09月09日

伝えたいことは単純です。

1. 評価して
2. 治療して
3. 再評価する
再評価の結果、変化が無ければ治療を重ねるし、変化していれば治療は終了します。
こうした流れを、リンパ・バランシング編で伝えられたらと思っています。

具体的には

1. リンパの流れの評価をする。うっ滞している部位の確認、それに伴う身体のサインの確認。
2. リンパの流れを阻害する要因の評価。(小脳テント、胸郭入口、横隔膜、骨盤隔膜)
3. 自律神経の評価。
上記1~3で見られた評価に対して治療する。
再評価。1~3をもう一度評価して、治療が成功しているか確認する。
こういった一連の流れで評価と治療を行います。


ケリー・ダンブロジオ氏が治療において、最も重要視していることがらである全体性と局所の関係性。リンパ・バランシングにおいてもそれらは落とし込まれています。ケリーのリンパ・バランシングは、全体性を表すTBB(トータルボディ・バランシング)にリンパ・テクニックを融合させたものです。今回のリンパ・バランシング編では、全体治療という概念でリンパ・バランシングを行います。実技を中心に行いますので、動きやすい服装でお願いします。

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其の二十六 『合宿の醍醐味、懇親会と部屋での二次会』

投稿日:2018年09月03日

ゲストとしての楽しみは、懇親会を兼ねての夕食、土地の名物が出て、アルコールも入るから口も軽くなる。それと、大きな風呂、そして、そのあとの二次会である。今回の二次会ではないが、ここでいろんな話を聞くことができる。案外、自分が抱いていたイメージとは違う話が聞けて意外極まりなかったり、また、酒を飲むと独壇場になる人がいて、これは迷惑なこともあるが楽しませてくれる人もいる。この日、私は日が変わる前に失礼して部屋に帰って休んだが、その後に喜ちゃん、京都の中島さんが戻ってきたのはわかったが、そんなことお構いなしに寝たら朝になっていた。

懇親会で指名を受け挨拶

島というところ

朝食、研修、昼食、買い物、海上タクシーで島を離れた。島というのは不思議な魅力を持っている。目的を終えて半島の港に戻ってくると、何とも言えない寂寥感に包まれる。終わったという独特の感覚だ。やはり地続きではないからであろう。こうして参加者はそれぞれの帰路についた。喜ちゃんは誰よりも大きなスーツケースを転がしながら、急ぐと言って河和駅に向かった。その後、名鉄を使うわれわれ数人が河和に着くと、喜ちゃんと同じ電車だった。喜ちゃんは電車の中でぐっすり眠っていた。疲れたのだろう! お疲れ様! 

名物のたこの説明をするホテルの女将

名古屋で新幹線に乗り換え東京に向かった。今度は私が爆睡し、起きたら品川だった。降りるつもりだったが、何事もなかったように悠然と東京駅まで乗車、山手線で戻ったがそれでも5時前には会社に戻ることができた。

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JSCC主催 第3回CDF、初の合宿形式で開く!

投稿日:2018年09月03日

本サイトの「残日録」でも紹介されているが、8月19(日)・20日(月)の2日間、JSCC(日本カイロプラクティック徒手医学会)主催、3年目を迎えるCDF(カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラム)臨床ゼミナールが、初の試みとして合宿形式で愛知県知多半島沖の日間賀(ひまか)島で開催された。CDFの提案者で、初回からずっと企画から実行までを切り盛りしている同学会理事で、企画広報担当の伊澤勝典氏にそのときのもようをレポートしてもらった

スポーツカイロプラクティックセミナー《2018東京》筋膜編 第5回

投稿日:2018年09月01日

筋膜

円回内筋、回外筋、短橈側手根伸筋、長橈側手根伸筋、上腕三頭筋、上腕二頭筋、烏口腕筋、腕橈骨筋

適応症

外側上顆炎、内側上顆炎、後部インピンジメント症候群、上腕三頭筋腱炎、回内筋症候群



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