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岡井健DCのI Love Chiropractic ! 歩き始める本2019.05.24

ウエブ版⑦

皆さんお元気ですか? 久しぶりの投稿になります。いろいろと忙しいことがあれやこれやと重なり、人生で最も多忙な数カ月を過ごしていました。ほんの少しだけ落ち着いてきて、執筆の方にちょっと気持ちが動いたので、ここぞとばかりに書きました。

そろそろ梅雨の話題かなと思ったら、沖縄が、そして屋久島では! 

日本では、そろそろ梅雨入りのニュースが聞こえてくる頃でしょうか? 桜前線もそうですが、日本は南北に長いので南から順番に梅雨入りしていきますね。と書いていたら、沖縄はもう梅雨入りしたようですね。鹿児島の屋久島では驚異的などしゃ降りのようですね! 私が暮らす北カリフォルニアは、今年は本当に雨がたくさん降りました。1月から3月が雨季なのですが、「もういいよ!」って言いたくなるほどの雨でした。お陰で数年来の水不足もすっかり解消されたようです。でも水不足を理由に上がった水道代が元に戻ることはないようです。

韓国で翻訳出版決定!

さて、先日、私のテクニックブックを出版してくださったセラピーウィイの櫻井社長から、テクニックブックの韓国での翻訳出版が正式に決定したと報告がありました。実は数カ月前に韓国側からお話をいただき、その後、条件面での交渉など契約に向けてのやり取りを行っておりました。正式に契約が整うまでは公にできませんでしたので、晴れての発表です。自分の本が外国で翻訳されて出版されるなんて、なんだかとても不思議な気持ちです。

昨年の夏に日本で出版されたときもそうでしたが、長い時間をかけて一生懸命まとめ上げた本が世の中に出て、私の知らない人たちの手に渡り、読んでいただけることにある種、不思議な気持ちが湧いてくるのです。私が長年築き上げてきたテクニックを言葉で表現し、本にすることの難しさといったらありません。それを私に会ったこともない方まで読んでくれるのです。ちゃんと伝わるかな、こんな表現だとかえって混乱するんじゃないかな、などと、どれほど思い悩んだことでしょう。

テクニックは個人個人のもの、この本をヒント、ガイドに

テクニックブックの中でも何度も言及しているのですが、テクニックとはとどのつまり、個人個人の特性や能力が大きく関わってくるので、微妙な違いが出るのは当たり前のこと。そこで、私が説明する理論を考えて自分なりに消化して、最も自分に合った形で活かしていくことが大切なのです。要するに私の本は、読んだ人が自分なりのテクニックを考えるためのヒントであり、ガイドなのです。ですから、私の本は読む人によっていろいろと違う意味合いを持ち、違う結果を引き出すのです。そこを私がコントロールすることは不可能ですし、ナンセンスです。

そんなことを考え始めると、自分が書いた本が世の中で独り歩きをしていくような気分になるのです。そして、私の想像を超えるような仕事をしてくれたり、会ったことのない人を幸せにしてくれたりしたらいいなと空想してしまうのです。だって、もし私の本を読んで、治療技術や治療家としての考え方が変わって、成長したという先生が出てくれば、その先生によって多くの患者さんが苦しみから救われたりするわけです。それって本当に素晴らしいことです。

私の拙い28年間の臨床でさえ、どれほどの人が

今の世の中は、リスクマネジメントがどうしても大きく取り沙汰されます。カイロをはじめ医療にしてもリスクや悪い話が強調されます。確かにリスクを最小限に抑えることは、われわれが永遠に努力し続けるべきことです。しかし、忘れてならないことは、われわれができる素晴らしい仕事の価値や意味です。カイロによって絶望の淵から救われた人の数は数え切れません。私たった一人でさえ、今まで28年間の臨床生活の中で多くの方を幸せにすることができました。涙を流して感謝してくださる方もいます。そんなときにカイロの素晴らしさを再認識して、自分の拙い技術でも人の役に立つのなら伝えていきたいと思うのです。

最も大切なのは教育、知識、技術、心! 本は誰の手にも

医療のリスクマネジメントにとって大切なことが幾つかあると思いますが、最も大切なことは教育です。それは、知識、技術、心の教育だと思います。最も危険なのは、その3つがないまま治療することです。どんな名医でも最初は初心者で未熟です。いろいろな学びや出会いがあって名医へと成長するのです。私は少しでもいい教材や教育の機会を増やすことが大切だと思っています。その機会を与えられないまま、治療を続けることほど悲しいことはないのです。そういった面で、本というものは望めば誰でも手にすることができます。世界中の子供や若者が、見たことがない、出会ったことがない世界を本の中に見つけ、想像の羽を膨らまして夢を見て、世界へ飛び出し活躍してきたのです。

もし私の本が、たった一人でもそのように誰かの人生の役に立ってくれたら、私が今まで生きてきた甲斐があるというものです。是非、私の本が遅くてもいいので着実に歩み始めて、私が想像もしなかった大きな仕事をしてくれることを願っています。櫻井社長はこれからアメリカの出版社に翻訳出版を打診していくとのこと。大きな、大きな夢に向けて、頑張れ櫻井社長! 頑張れ私のテクニックブック!

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