2003 6月カイロプラクティックジャーナル

  2003  6月

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四肢のモーションパルペーション(上巻)(下巻)セット

投稿日:2003年06月26日

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四肢のモーション・パルぺーション(下巻)

投稿日:2003年06月25日

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四肢のモーション・パルペーション(下巻)

本書の特徴本書は、「四肢のモーション・パルペーション(上巻)」の続編であり、同じ構成をとっている。上巻では「四肢のモーション・パルペーションの各論」として、股関節、膝関節、脛腓関節、足部の関節を紹介した。下巻では肩関節から始まり、末梢の指関節までほぼ上肢に関する関節は網羅している。また、上巻との重複を避け、「四肢の検査法」「四肢のモーション・パルペーション概論」は省略してあるので、上下巻で利用することをお奨めする。四肢のモーション・パルペーションを用いることによって、患者の訴えている症状に対し、治療すべき部位はどこなのか、どの方向、どの角度に行うべきか、用いるべきテクニックはなにが良いのか、治療のあとの効果はどうであったかということなどを細かく確認することが可能である。上巻にも書いてあるとおり、モーション・パルペーションをマスターする方法は、本書を精読し、繰り返し練習を行うことである。読むだけでは何の役にも立たないし、読んだ後に、練習し、検査法を自分自身の身体に覚えこませなければならない。知識は必要であるが、知識だけでは検査や治療はできない。


<著者のことば>
私たち、カイロプラクティックを行う者は、患者の訴える症状を判断するためにMRIなどという機器を用いることはできない。X線撮影も行うことができない。私たちが行うことのできるのはベッドサイドでの診察だけである。問診そして理学検査を行って患者の状態を判断しなければならない。
しかし、一般に医学界で行われている理学検査は、関節の状態を大まかに調べるための方法である。この大まかな関節の検査法は、カイロプラクティックを行う者のためには十分ではない。われわれが関節の状態を知るということは、その関節のどの部位をどのように治療すべきかということを詳細に知ることでもある。
そのために用いられる検査法がスタティック・パルペーション(静的触診)とモーション・パルペーション(動的触診、可動性検査法)である。特に、このモーション・パルペーションを用いることによって、関節のどの部分をどの方向に治療すべきかを詳細に検査することができる。
本書の構成は、先に刊行された上巻とほぼ同じである。ただ上巻との重複を避けるため、上巻第1章の「四肢の検査法」と第2章の「四肢のモーション・パルペーション概論」は割愛した。各論は上巻と同じ構成である。脊柱に近い部位、下巻では肩関節から始まり、末梢の指関節で終わる。
四肢のモーション・パルペーションだけが完璧にできれば、四肢の障害に対して完全なカイロプラクティック検査ができるということではない。モーション・パルペーションはカイロプラクティック検査の中では必須の検査である。しかし、正確な診断のためにはモーション・パルペーションに加えて問診、視診、スタティック・パルペーション、整形学検査、神経学検査、筋力検査などを行わなければならない。
そのためには、モーション・パルペーションだけではなく、これらの検査法をしっかりとマスターしておかなければならない。これらの検査結果を基にして、患者の訴える症状を総合的に判断し、正しい診断を行い、それに対してもっとも適切であると考えられる治療法を選択しなければならない。
この四肢のモーション・パルペーションを用いることによって、患者の訴えている症状に対する治療すべき部位はどこなのか、どの方向、どの角度に行うべきか、用いるべきテクニックはなにがよいか、治療のあとの効果はどうであったかということなどを細かく確認することが可能である。
なにもわからないままに、ただやみくもにテクニックを行うだけの治療、治療の後の関節の変化もわからないような治療では、治療効果の確実性が乏しく、かえって症状を悪化させてしまうことにもなる。
上巻でも述べたが、モーション・パルペーションをマスターする方法は、本書を精読し、繰り返し練習を行うことである。読むだけでは何の役にも立たない。読んだ後、練習し、検査法を自分自身の身体に覚えこまさなければならない。知識は必要であるが、知識だけでは検査や治療はできないのである。
<本書まえがきより>


<目次>
第4章
上肢のモーション・パルペーション各論
1.四肢のモーション・パルペーションにおける注意事項
2.肩関節
1.肩関節
(1)肩関節のモーション・パルぺーション
2.肩甲上腕関節
(1)肩甲上腕関節の運動
3.肩鎖関節
(1)肩鎖関節の構成と運動域
4.胸鎖関節
(1)胸鎖関節の構成と運動域
5.肩甲胸郭連結
(1)肩甲胸郭連結の運動
6.烏口肩峰弓
7.肩関節のスタティック・パルペーション
8.肩関節の可動性異常
肩甲上腕関節のモーション・パルペーション
1)上腕骨前方可動性検査(仰臥位)
2)上腕骨前方可動性検査(腹臥位)
3)上腕骨後方可動性検査
4)上腕骨下方可動性検査
5)上腕骨上方可動性検査
6)上腕骨外方可動性検査
7)上腕骨外旋可動性検査
8)上腕骨内旋可動性検査
9)90度屈曲位における上腕骨後方可動性検査
10)90度屈曲位における上腕骨外旋可動性検査
11)90度屈曲位における上腕骨内旋可動性検査
12)90度外転位における上腕骨下方可動性検査

肩甲胸郭連結のモーション・パルペーション
1)肩甲骨外旋可動性検査
2)肩甲骨内旋可動性検査
3)肩甲骨上方可動性検査
4)肩甲骨下方可動性検査
5)肩甲骨後方可動性検査(仰臥位)
6)肩甲骨外旋可動性検査(側臥位)
7)肩甲骨外旋可動性検査(坐位)

鎖骨のモーション・パルペーション
肩鎖関節
1)肩峰上での鎖骨の前方可動性検査
2)肩峰上での鎖骨の後方可動性検査
3)肩峰上での鎖骨の上方可動性検査
4)肩峰上での鎖骨の下方可動性検査
5)肩峰上での鎖骨の上方回旋可動性検査
6)肩峰上での鎖骨の下方回旋可動性検査1
7)肩峰上での鎖骨の下方回旋可動性検査2
胸鎖関節
1)胸骨上での鎖骨の前方可動性検査
2)胸骨上での鎖骨の後方可動性検査
3)胸骨上での鎖骨の上方可動性検査
4)胸骨上での鎖骨の下方可動性検査
5)胸骨上での鎖骨の内方可動性検査
6)胸骨上での鎖骨の外方可動性検査
7)胸骨上での鎖骨の上方回旋可動性検査
8)胸骨上での鎖骨の下方回旋可動性検査

3.肘関節
1.肘関節
2.肘関節の構成
3.肘関節の筋肉と自動運動
4.肘関節のスタティック・パルペーション
(1)触診における解剖学的基準点および触診部位
(2)スタティック・パルペーションによって検査することのできる所見

5.腕尺関節
6.腕橈関節
7.上橈尺関節
8.下橈尺関節
9.前腕の回内運動と回外運動
10.肘関節の可動性異常
肘関節のモーション・パルペーション
上橈尺関節と腕橈関節
1)橈骨上方可動性検査
2)橈骨下方可動性検査
3)橈骨後方可動性検査
4)橈骨前方可動性検査
5)橈骨内方可動性検査
6)橈骨外方可動性検査
7)橈骨外旋可動性検査1
8)橈骨外旋可動性検査2
9)橈骨内旋可動性検査
腕尺関節
1)尺骨前方可動性検査
2)尺骨外方可動性検査
3)尺骨内方可動性検査
4)尺骨上方可動性検査
5)尺骨下方可動性検査1
6)尺骨下方可動性検査2

4.手首および手の関節
1.手関節
2.橈骨手根関節
3.尺骨三角骨間関節
4.手根中央関節
5.手根間関節
6.モーション・パルペーションを行う場合の注意事項
7.手根間関節スタティック・パルペーションのための触診部位
8.手根中手関節
9.中手間関節
10.中手指節関節
11.手の指節間関節
12.種子骨 手関節のモーション・パルペーション 下橈尺関節
1)尺骨前方可動性検査
2)尺骨後方可動性検査
3)橈骨前方可動性検査
4)橈骨後方可動性検査
橈骨手根関節
1)前腕上での手根骨内旋可動性検査
2)前腕上での手根骨外旋可動性検査
3)橈骨上での舟状骨の前方可動性検査
4)橈骨上での舟状骨の後方可動性検査
5)橈骨上での舟状骨の内方可動性検査
6)橈骨上での舟状骨の外方可動性検査

手の関節のモーション・パルペーション 手根間関節
1)長軸伸長検査
2)遠位手根骨前方可動性検査
3)遠位手根骨後方可動性検査
第1手根中手関節
1)第1中手骨前方可動性検査
2)第1中手骨後方可動性検査
3)第1中手骨内旋可動性検査
4)第1中手骨外旋可動性検査
5)第1中手骨外方可動性検査
6)第1中手骨内方可動性検査
手根中手関節(第2〜5手根中手関節)
1)中手骨前方可動性検査
2)中手骨後方可動性検査
3)中手骨内旋可動性検査
4)中手骨外旋可動性検査
中手骨間関節(第2〜5中手骨間関節)
1)中手骨後方可動性検査
2)中手骨前方可動性検査
3)中手骨外旋可動性検査
4)中手骨内旋可動性検査
中手指節関節と指節間関節
1)長軸伸長検査
2)基節骨の後方可動性検査
3)基節骨の前方可動性検査
4)基節骨の外旋可動性検査
5)基節骨の内旋可動性検査
6)基節骨の内方可動性検査
7)基節骨の外方可動性検査