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【左右非対称の見極めと改善 理解と今後の発展に向けて】古谷真人
カイロジャーナル91号(2018.2.26発行)より

代替テキスト
4人チームのイメージロゴ。これからも「左右非対称を整える」をテーマに活動していく。
古谷 真人

6年前に『強くなりたきゃ これを読め!! ストレッチing編』、3年前に『もっと強くなりたきゃ これを読め!! 軸・腱トレーニング編』と、念願だった自分の名前の載った本を出させてもらってから、継続的に左右非対称を整えるストレッチとトレーニングの講習会を開かせてもらっています。左右非対称を見極める方法をわかりやすく、しかも各人の感性に合った形で伝えないと、なかなか納得してもらえないなと感じ、常に参加者の皆さんからの刺激を受けつつ改良を加えながら取り組んでいます。「概念」と「とらわれ気質」の意識改革と「質の検証」「組み合わせの改善方法」を提案しています。

既存トレーニングの弊害

体幹屈曲、膝支点のトレーニングの弊害は、座位の「単関節屈曲トレーニング」のレッグ、アーム、リストカールによって説明することができます。一見、伸展トレーニングのように見えがちですが、座位で行うレッグエクステンションは膝支点の弊害が出ます。理由は二足歩行時、初動で動く関節ではないからです。

皆さん、トレーニング方法に興味を持ってください! 関節固有受容器に伸長刺激を与えて関節の安定化を図りましょう!

複数の関節を同時に伸展し、股関節、肩関節の連動性を高めましょう! 勝手に動けてしまう身体をつくりましょう!

日本バスケットボール協会は今年度からの指導者育成で、「上体起こし」一般的に「腹筋運動」と呼ばれるこの動作は、「腰痛の原因」になる「推奨できないトレーニング方法」であるとしています(朝日新聞デジタル版 昨年12月14日付)。

バックキック・チューブ

誰でも、どこでも使えるトレーニング・ツールです。特徴は、

  • 天候に関係なく室内でできる
  • 音がしないので集合住宅でも安心して使える 
  • 本数を増やしてバージョンアップすることができる 
  • 持ち運びが楽、

などです。

《バックキック 右脚可動型》の適応症状=ダイエット、ヒップアップ効果、野球肩・肘の改善、ハムストリング筋の肉離れ、脊柱管狭窄症の後療法

《バックキック・スタンプ 左脚可動型》適応症状=鎖骨骨折の後療法、手根管症候群、母子対立筋拘縮、開口障害、胸郭出口症候群

臨床では、使用方法をお伝えして、「チェック、確認」の繰り返しです。患者さんとのコミュニケーション窓口が一つ増えることになります。

バックキック・チューブ
バックキック・チューブでのトレーニングの基本姿勢

左右非対称を整えるテーピング

身体の中で最も強く、影響力のある筋肉に貼って予防に役立てる。痛いところではなく主動筋に貼る。固めないから動きやすい。左右が整う。痛みを改善する。テーピングの前後で検査するので正しく貼れているか確認できる。そんな特徴を盛り込んだ『PMテーピング』を昨年9月に上梓しました。まずは貼ってもらって、「エッ?」「本当に?」「軽い」を体感していただき、そして、マスターしていただきたいと思います。

最初に貼ってもらいたいのは「主動筋B左大腿外側へのテーピング」です。大腿の中央部から上下に向かって貼ります。大転子と腓骨頭に向かって貼るイメージです。これにより左腸骨の過剰前傾緩和、左肩上がりが改善。腓骨頭から大転子に向かって貼ります。これにより右腸骨の後傾改善、右肩下がりが改善。「痛みがあるか、ないか?」だけでなく、テーピングした後に自覚、他覚ともに変化を見て取れます。

腰背部テーピングは、治療院でも家庭でも頻繁に使用するテーピングで、治療院で最も対応力が求められるのが、「腰の違和感」「腰の痛み」だと思います。家人や友人に貼ってあげたいから、と頼まれることが多いのもこの部位です。講習会受講者より高評価を得ています。前後に肩の巻き込みを見てください。

踵骨後方を押し込むテーピングは、外反拇趾への適応性が高く喜ばれています。20歳以下の外反拇趾の方に施した例では、貼ったその場で「指が真っ直ぐになった」と、40代以上の慢性で悩んでいた方たちの症例では、貼った直後に靴に当たっていた部分の「赤味が消えた」「痛みが減った」という声をいただいています。「外反拇趾の改善は踵骨後方にあり!」。

軸トレ塾

3年前から始めた『軸トレ塾』も、この4月から第7クールに入ります。参加をお考えの方にはお問い合わせいただければ、各回の内容や塾の雰囲気など何でもご説明いたします。

03-3434-4236 斎藤宛】

出前講習会にも応じます。特に次の2地区では、5名以上の参加者がいらっしゃったら遠慮なく問い合わせてみてください。

『軸トレ塾』を継続しつつ、多方面からの講習会要請に応えていきたいと思っています。海外も含め「需要があればどこへでも!」の精神で、チームとして、また賛同してくださる方々とともに確かな歩を進めていきたいと思っております。


【少年の自分が軸・腱トレーニングをしていたら】
古谷盛人

古谷盛人

プロを目指し野球浸けの毎日だったある日、「プロに行くには、行くための積み方があるんだよ」との教えを受け、そのポイントを頭に叩き込んで、帰宅後父にトスを上げてもらいながら、来る日も来る日もバッティングゲージでバットを振り続けました。もしその頃、もしくは7年のプロ生活の間に、左右非対称を実行していたら、どうなっていたかを振り返ってみます。

ウォーミングアップで、スタビライゼーション、脊柱伸展ストレッチ、バックキック、背筋、懸垂、大腰筋を行うことで、技術練習は劇的に変化していたと思います。バッティング練習はボールの中心から下を擦るようにイメージして行います。ホームランを放り込むには、狙って打たないと打てないんです。トスバッテイングは何回も何回も、同じところを打てるように繰り返します。体の捻れが残ったままになると、バットのヘッドが寝てしまい、野球用語で「ヘッドが走らない」という状態になります。そんなときにバックキック・チューブで複数の関節を伸展し、体の捻れを改善していれば、良い状態でバッティング練習ができていたことは明白です。

入団後、ロングティーにも精力的に取り組みました。ロングティーの目的はフォロースルーをイメージして行うのですが、野球用語でいうところの「トップ」(構え)が決まらないとフォロースルーだけ意識しても上手くいかないのです。「トップ」を決める上でも、背筋、大腰筋をやっていたら、ゆとりを持って構えられたと思いますし、「軸・腱トレ」を継続することで、年数を重ねるにつれ進化した形のバッテイング・スタイルが出来上がり、速い球、変化球への対応能力も体が連動することで向上したと思います。

ボールを遠くへ飛ばすには、ボールを押し込まないと飛んでいきません。打ち出す際の初速が上がると、打球も速くなり遠くに飛んでいきます。腰、肩、肘の負担を感じたときや、ふくらはぎの張りを感じたときに、背筋、大腰筋をやっていれば、骨盤が立ったまま練習できたと思います。

現在関わっているクラブチームのピッチャーで、3年前にプロのスカウトが見に来た選手がいます。バックキック・チューブを教えたところ、球速が上がり狙って三振を取れるようになりました。イニングの合間に、バックキックを10回やってからマウンドに上がらせたときと、そうでないときに明らかに変化が出ました。

バックキックをやって上がると結果が良く、やらないで上がると悪いというデータが出ています。背筋、大腰筋、どのトレーニングでも結果は出ますが、野球の環境だとベンチ裏ですぐできるのはバックキックでしょう! 学生野球資格回復制度研修会も受けておりますので、野球の技術も併せてお教えできます。「軸・腱トレーニング」とともにお伝えします。


【空手稽古の回想】
土井公一

土井公一

遡ること41年前、大学生だった私は空手部に所属し、日々稽古に明け暮れていました。「回し蹴り、前蹴り」は股関節の柔軟性が必要とのことで、座位のストレッチで足裏を合わせて行う、股関節外転とそのまま前屈して床に胸を着ける、開脚している下肢側に体を側屈するストレッチを、何の疑いもなく行っていました。予防のために「手首、足首を回す」「膝屈伸運動」といった関節を緩め、捻挫を促進するような行為を疑うことなく行っていたのです。

筋力トレーニングはと言うと、「膝曲げ腹筋」「アヒル歩き、ウサギ跳び」という膝屈曲と体幹屈曲の極みと言っていいほど、腰椎に負担がかかり膝半月板を逸脱させることばかりでした。今となって思い返せば、「よく体が持ったなあ」と。仲間や後輩たちがよく、「腰が痛くて稽古を休みたい」と言っていたことを思い出します。今ほどの知識も何もない頃でしたから、「根性が足りん! 気合が足りん!」と言っては「ゲキ」を飛ばしていました。

得意技は、右足を前にして構え、半身になる姿勢の右構えからの左中段逆突きと左上段回し蹴りでした。試合の組手で、左足を前にして構え、半身になる姿勢の左構えになると、右足の引きつけが遅くなり、瞬時に体重移動ができなくて、右足の上段回し蹴り、中段蹴りが出しにくかったことが思い出されます。

左右非対称の原理を理解していると、いとも簡単にわかることですが、当時は「練習量が足りないからだ」と思い、技術で技術を追いかけるような稽古をしていました。そのときの自分に、今の知識を持って稽古、筋力トレーニングに励んでいたら、どんな選手になれていただろうかと思うと、ウキウキした気持ちになります。

座位ストッレチは行わず、ウォーミングアップはスタビライゼーション、脊柱伸展ストレッチ、複数関節を伸展するストレッチとバックキックを使って、骨盤を立てる、腰椎アーチ、肩甲骨を寄せる、を意識的に行っていたでしょう。

今の知識を持って理にかなった稽古をし、試合に出てみたかったです。今後関わっていく講習会、参加者の皆さん、お子さんたちに、旧態依然とした内容と対比させながら、わかりやすく伝えていくのが今後の役割と心得ています。


【師匠・古谷真人とワタシ】
勝俣啓介

勝俣啓介

日常生活もままならない状態から治療を受け、そのまま弟子になりました。もともとは運動が嫌いで苦手な自分が、古谷理論を代表する「バックキック」のモデルになったり、『PMテーピング』でもモデルになったり(表紙の女の子がモデルと思った方、申し訳ありません)、人生、何が起こるかわかりません。

出会いは1999年、弟子入りは2001年、そのときには思いもしなかった今の自分についてお話します。

師匠の古谷真人とは休日以外、1日24時間のほぼ半分の時間をともに過ごしています。起きている時間のうち、家族よりもよほど長く生活をともにしている人です。

講習会や本の執筆活動をしている際に「普段言っていることをそのまま文字にしたら、もっと伝わるのに」と思ったら、すぐに古谷に伝えます。弟子で20も年下の若造に指摘を受けて気持ちのいいハズがありません。少しビミョーな雰囲気(笑)にはなりますが、下の者からの意見を感情とは別に必ず聞いて判断してくれます。

意見が通るので、いつも何か気づいたらと日々生活しています。特にトレーニングに関しては、トコトンやり込んでみます。幸い(?)私は運動能力が低いので、何にしてもできないところからスタートします。ここでの良い点は、できないところからのスタートなので、段階を踏んでお伝えすることができることです。「運動できなくて良かったー」と思える日が来ようとは思いもしませんでした。

嫌なことが嫌じゃなくなる、好きにでもなろうものなら、どれだけ人生は楽しくなるのか。体感した私だからこそ、運動嫌いな人が好きになれるコツを共有できたらと思います。トレーニングからの枝分かれで、サプリメントの重要性に気づき、栄養素を学ぶととても面白かったです。掘り下げていくと、身体の中で何が起こっているのかを考えるようになり、生化学にも興味を持っています。

弟子になりたての頃、兄弟子に「一生頑張るんだ。終わりはない」と言われて、そんなのは嫌だと反発したのが懐かしいです。今後も思いもしない自分に出会うため、精進していきます。

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