スポーツカイロプラクティックの普及 第9回 | カイロプラクティックジャーナル

  スポーツカイロプラクティックの普及 第9回

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スポーツカイロプラクティックの普及 第9回

2020年に向けて
障がい者スポーツとの出会い 日本代表の大会帯同に感慨
カイロジャーナル91号(2018.2.26発行)より

今までの投稿では大会本部のメディカルチームとしてリオのパラリンピックやワールドゲームズなどの国際大会に参加してきましたが、今回は僕個人の日本国内での活動を書きたいと思います。

ここ数年ダンススポーツと極真空手の様々なレベルの国内大会で、施術やトレーナーチームを任される事はありました。どちらの競技も素晴らしく、サポートしていて楽しいのですが、オリンピックやパラリンピック(オリパラ)の種目ではありません(空手は公式種目ですが極真空手とはルールが違います)。そして今関わっている競技チームや連盟は国外の大会にメディカルスタッフを帯同させていないので僕のカイロプラクターとしての夢の一つである「日本代表チームとして参加する」というのを叶えるのが難しい状況でした。

そんな中、2017年の夏からウィルチェアーラグビーの日本代表チームと関われるチャンスをいただきました。このチームはロンドン・パラリンピックで4位、リオで3位と素晴らしい成績を残していますし、当然東京ではもっと上位を目指しています。ウィルチェアーラグビーは車椅子スポーツで唯一激しくぶつかる事ができる競技で観戦していて面白いですし、非常に緻密なスポーツで1、2点差の勝負が多くて盛り上がります。

このチームには既に鍼灸師や理学療法士など5名ほどトレーナーが在籍していて活動しています。僕は一番最近に入ったので6番目です。話を聞いているとパラリンピックや世界選手権には2名ほどしか帯同できないそうなので、これから自分が選手のために何ができるのかをアピールして行く必要があります。選手としてオリパラに出るのは厳しい競争があり、人生をかけて目指しています。だから、スタッフも簡単に行けるわけではないのは当然のことなので、これから20年まで合宿や遠征に行けるように、そして参加できたらそこでしっかりとアピール出来る継続的な努力が必要となり、相当な覚悟が必要です。

昨年8月末には、ニュージーランドで開かれたアジア・オセアニア選手権に帯同する事ができました。僕にとっては初めての日本代表の大会帯同でした。今までほとんど馴染みのないスポーツ(障がい者スポーツ、そしてウィルチェアーラグビー自体も)だったのでスムーズに活動できませんでしたが、トレーナーチームの先輩達のお陰で何とか仕事をこなせたと思います。

余談ですが今まで僕は日本の国旗や国歌を何度も見たり聞いたりしていますが、大会式典で見聞きした日本の国旗や国歌は感動的で、夢がかなったとの実感からこみ上げるものがありました。

僕は少しでも実績を積むために「認定障がい者スポーツトレーナー」の資格を取得するための講習を受けています。今後はもっと積極的に合宿へ参加する事になります。東京オリンピック・パラリンピックが開催される事が決まってすでに4年半が経とうとしています。残り2年半。ウィルチェアーラグビーの日本代表トレーナー、ダンススポーツでは日本オリンピック委員会からの強化スタッフとしての委嘱と去年から良い流れがきているので頑張ります。

今回の投稿でカイロジャーナルが紙面での発行は最終号となり、僕の取り止めのない活動話やスポーツカイロ業界の話もこれで一段落つくと思いますが、今まで読んでいただいた皆様、心よりお礼を申し上げます。僕はしばらくこの業界で頑張っていきますのでセミナー会場や大会の現場でお会いできるのを楽しみにしています。

伊佐 和敏D.C.(いさ・かずとし) 
イサ・スポーツ・カイロプラクティック(ISC)(千葉県浦安市)院長
FICSアジア代表
【資格】
カリフォルニア州開業免許
認定国際スポーツカイロプラクター
NATA公認アスレチックトレーナー
米国認定スポーツカイロプラクター

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