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カナダでオピオイド使用指針 カイロプラクティックという選択肢も紹介

Chiropractic In The World
カイロジャーナル90号(2017.10.22発行)より

鎮痛剤として麻薬を使用する際のガイドライン『2017年カナダ版疼痛に対するオピオイド鎮痛薬ガイドライン』が今年5月に発行された。カナダの一人当たりのオピオイド使用量は、世界第二位で、副作用による入院や死亡が増加していることが近年社会問題となっている。カナダの複数の政府機関から助成金を得て、マックマスター大学のDCを研究主幹とする運営委員会が取りまとめた。ガイドラインの目的は、非がん性慢性疼痛の患者と、処方する医師の意思決定に役立ててもらうことで、最近の研究結果が広範囲に反映された。2010年に発行された同様のガイドラインの改訂版として、オピオイドの安易な使用には強い注意を喚起する内容となっている。

カイロプラクティックを含むマニュアル・セラピーには、慢性疼痛に対する最初の治療オプションとしての証拠に基づく医療(EBM)のエビデンスがあることを紹介されている。非ステロイド性鎮痛薬はオピオイドと同等の効果があることは、強い証拠があり、運動療法、心理療法、マニュアル・セラピーなどには、弱い、または中程度の証拠がある。

また、オピオイド減量の試みが失敗しているケースに対して、多専門分野からのアプローチを推奨し、その一環としてカイロプラクターへの紹介も含まれている。問題点として、科学的に明確な効果が証明されているが、費用対効果は確立されていないことが挙げられている。
日本でも今年、『非がん性慢性疼痛に対するオピオイド鎮痛薬処方ガイドライン 改訂第2版』が出版された。「鎮痛薬処方」というタイトルの微妙な違いからもわかるとおり、薬の処方のガイドラインというスタンスで、薬物療法に関するEBMのみを扱っている。運動療法や手技療法は治療オプションとして含まれていない。
(2017 Canadian Guideline for Opioids for Chronic Pain)

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