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  足底板とカイロプラクティックの併用で慢性腰痛改善

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足底板とカイロプラクティックの併用で慢性腰痛改善

Chiropractic In The World
カイロジャーナル90号(2017.10.22発行)より

腰痛改善の目的で足底板を利用する際に、カイロプラクティック治療を併用した場合と併用しない場合に効果の差があるかを調べるランダム化臨床試験が米国のナショナル健康科学大学で行われた。この研究の背景には、7割以上のカイロプラクターが、腰痛治療に対して足底板を併用しているが、足底板の研究が少なく、根拠に乏しいとの批判に十分対応できていない状況があった。近年では、カイロ・オフィスでの足底板のオーダーは、保険適応が厳しくなってきている。

研究は225人の慢性腰痛患者を、無治療、足底板のみ、足底板およびカイロ・ケアの3グループに分けて行われた。足底板はフットレベラー社のオーダーメイド製品(各患者に個別に作成)が使用された。治療期間は6週間で、改善度は、主観的な痛みと日常生活の障害度を数値化して測定された。

結果は、無治療と比較して、足底板のみ、足底板と治療の併用の両グループで有意に痛みと日常生活の障害度の軽減が見られた。効果は治療中、治療直後に顕著で、3カ月後のフォローアップ時には有意差が消失していた。また、足底板のみと、足底板と治療の併用を比較すると、日常生活の障害度に関してのみ、併用療法の改善度が有意に高かった。しかし平均値の比較では、痛みと障害度の両方で併用療法の方が改善度は高かった。結果は全体として、通常のカイロ・オフィスの治療方法をバックアップする内容となった。

(JA. Cambron, et al.: Shoe Orthotics for the Treatment of Chronic Low Back Pain: A Randomized Controlled Trial. 98,9: 1752–1762, 2017)

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