スポーツカイロプラクティックの普及 第7回カイロプラクティックジャーナル

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スポーツカイロプラクティックの普及 第7回

スポーツカイロプラクティックの普及第7回
FICS総会とWFCセミナーに参加
周囲の助けでFICS役員に当選 大きな視野で頑張ります
伊佐和敏
カイロジャーナル89号 (2017.6.19発行)より

3月中旬にアメリカのワシントンDCでカイロ界の一大イベントFICSの総会とセミナー、そして直後に同じ場所で行われたWFCの総会とセミナー、アメリカン・カイロプラクティック協会の総会、Association of Chiropractic Colleges、National Chiropractic Leadership Conference等の団体の総会が同じ場所で行われました。異常気象なのか、春とはいえ大雪のため飛行機の出発が遅れ、僕が住んでいる地域の冬より寒くてビックリしました。

過去5年間はFICSのアジア代表としてFICSの総会の前にある役員会議に参加していましたが、この会議から新しいアジア代表が参加するので僕はその会議には出席せずFICSの総会とWFCのセミナーに参加してきました。

今回総会に参加した理由はただ単にその後のセミナーに参加するのではなく選挙があったからでした。FICSには地域代表の他に4人の役員を全世界から選びます。今までは4人の役員に対して4人しか推薦がなかったので問題ありませんでしたが今回は9人も候補者が推薦されました。大変名誉なことに僕も9人の中の1人でした。まず役員内で投票を行いました。この投票は昨年末の出来事なので僕も参加しましたが、その結果僅差だったので上位5人に絞られ、最終的に3月のFICSの総会で各国の代表者による投票で決定するので僕もJFOCSの一員としてではなく個人として参加しました。

総会で候補者5人がそれぞれ2~3分のスピーチをおこないました。渡米する前は他の候補者全員の経歴が凄すぎて勝算無しだと半ば諦めていましたが、前日にホテルの部屋をシェアしていた友人であるFICS副会長とスピーチの内容を話し合い何とか準備ができました。スピーチの前は久しぶりに自分が緊張しているなと思いながら周りの人逹と話をしていましたが心の中では練習し続けていました。

結果は上位4人に入ることが出来たので、今後4年はまた役員としてスポーツカイロプラクティックの普及に関われます。今回当選できた理由は大きく2つあります。1つ目は周りの助けが大きかった事です。候補者の1人であり、日本でFICSのセミナーを取った人やマードック大学の卒業生には馴染みの深いDr. Nookが自分のスピーチで僕の事を推薦してくれたり、ホテルで同室だった友人が僕を推薦してくれたり、EU代表の1人がEUの国々に僕の事を勧めてくれたことなどがあり当選できました。

そしてもう一つは今後5年間アジアで大きな国際大会が開催されるからです。18年冬季オリンピック・パラリンピック、19年ラグビーW杯、20年夏季オリンピック・パラリンピック、21年ワールドマスターズゲームズ、22年冬季オリンピック・パラリンピック。アジアでこれだけの規模の大会が続くのも一大事ですが、そのうちの3つは日本で行われます。そうなるとアジアでのスポーツカイロの普及が重要になって来るので唯一のアジア人であった僕が選ばれたのだと思います。今後5年の日本のスポーツカイロの発展は日本やアジアだけの問題ではなく、世界のカイロ業界を考えても重要なので、気をしっかり締めて今までの常識を壊し、大きな視野で頑張ります。

今回日本からJFOCS代表は来ていませんでしたが、何人かDCは来ていました。そのうちの1人、近江顕一DCとは挨拶など短い時間しかお話しできませんでしたが、他には川西陽三DC、後藤雅博DCもワシントンでお会いしました。他にも参加されていたかも知れませんがお会いする事が出来なかったので名前を書き忘れていましたら申し訳ありません。川西DCと後藤DCとは色々とお話しさせて頂き、情報交換、日本のスポーツカイロの現状、今後のスポーツカイロについてのお互いの考えをゆっくりとお話しできました。

アメリカで行われたのでFICSの前会長や前事務局長、ワールドゲームズで一緒に活動した仲間と再会できて楽しい時間を過ごせました。今年は7月にポーランドでワールドゲームズがあります。幸運にも今回も世界中にいるFICSのカイロプラクターの中から30数人の内の1人に選ばれました。今回も開会式から閉会式まで様々なスポーツに関わりますが、パラリンピックとは違い、チームで活動している感じが強いので今から楽しみです。次回はワールドゲームズについて書きます。

伊佐 和敏D.C.(いさ・かずとし) 
イサ・スポーツ・カイロプラクティック(ISC)(千葉県浦安市)院長
FICSアジア代表
【資格】
カリフォルニア州開業免許
認定国際スポーツカイロプラクター
NATA公認アスレチックトレーナー
米国認定スポーツカイロプラクター

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