第27回「カイロと姿勢」が巻き起こす健康革命 | カイロジャーナル

  第27回「カイロと姿勢」が巻き起こす健康革命

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いい姿勢でいこう 第27回「カイロと姿勢」が巻き起こす健康革命2017.01.09

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医療費の膨張に歯止め
病気になる前こそ大切!
カイロジャーナル87号 (2016.10.15発行)より

本日紹介する内容は、姿勢の正しい指導とカイロプラクティックが合体することで、医療費抑制に対し、革命的貢献ができるという私の考えを述べたいと思います。

毎年約1兆円ずつ増加し続けている医療費の削減が叫ばれて久しいですが、とうとう平成25年度の国民医療費は40兆610億円に達しました。一人当たり約31万5千円です。これは、あくまで医療機関での治療費や入院費、及び医師から処方された薬などにかかった費用です。自分の判断で買った医薬品は含まれていません。それでこの金額です。

今のままでは医療費を削減するどころか、高齢者が増す中で、ますます危機的な状況になるのは目に見えています。

この状況に革命を起こすために必要な事は「病気になってから治す」という考えを「病気にならないようにする」という考えに変える思考改革です。「虫歯になってから治す」を「虫歯にならないようにする」という考え方への思考改革に成功した歯科業界が大変参考になります。

最近の小学校6年生の平均虫歯の本数は何本か知っていますか? 公益財団法人ライオン歯科衛生研究所の発表によると、12歳の永久歯の一人当たり平均虫歯数は、平成4年が4.17本、そして平成26年が1.00本です。22年で4分の1以下に虫歯を減らすことが出来たのです。これは歯磨きを主とした口腔ケアの啓蒙の結果と言えるでしょう。

西洋医学は、そもそもどうしたら疾病が起きないかに関しては不得意と言わざるを得ません。喩えるなら、穴の開いたボートに入ってくる水をかき出すことには関心があるものの、穴を塞ぐことには関心が低いのです。「おいおい、それじゃいつまでたっても沈没の危機から逃げられないじゃん」とツッコミたくなりませんか? その結果が、歯止めのきかない医療費の増大と無関係ではないと思えて仕方ありません。

私はこれまでの経験から、姿勢の啓蒙と指導が日本の医療費を削減する切り札だと考えています。

その理由を説明します。姿勢の悪さがサブラクセーションの原因になるということは、皆様ご存じの通りですし、以前から言われ続けて来たことです。姿勢の悪さによって引き起こされるサブラクセーションは姿勢改善によってしか根本的解決の道はないのです。

そこで、カイロジャーナルの連載を通して姿勢改善に必要な私の知識を伝えてきたわけです。これまで私が記してきたことを理解し的確に指導実践していただければ、日本国民全員に役立てることが出来ると確信しています。

「病気になってから治す」という思考から「病気にならないようにする」という思考にカイロと姿勢改善が非常にマッチするわけですが、まだまだその考え方が一般的とは言えません。だからこそ、やりがいがあるのです。姿勢は改まった場面や、必要な時だけ意識するものではなく、今この瞬間にさえ変えられる体の使い方です。さらにいうと、骨盤を立てて脊柱のS字カーブを保って座り続けること自体が、サブラクセーションを起こしにくい体作りになるのです。

さて、9年間にわたり「いい姿勢で行こう」を連載してきましたが、今後はカイロの施術に併せて私が行っている姿勢指導とそれがどのような結果に結びついたのかを紹介するという内容で、テーマも新たに臨みたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。

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