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  発達障害とトルクリリース・テクニック

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発達障害とトルクリリース・テクニック

サブラクセーションは幸福感を奪う
ホルダー研究所日本代表
遠藤光政
カイロジャーナル86号 (2016.6.17発行)より

カイロプラクティックはDDパーマーによりトーン(周波数)にもとづいて発見されました。トーンのサブラクセーションにもとづくトルクリリース・テクニックが依存症や発達障害に対して大きな成果をあげています。トルクリリース・テクニックではサブラクセーションを報酬欠陥症候群と捉えています。報酬とは生き生きとした気分のいい充足感を言います。

脳内の中脳辺縁系及び脊髄辺縁系で29種類の人の感情の全てが生まれます。ここでは連鎖的な神経伝達物質の受け渡しが行われています。この報酬カスケードと呼ばれる化学反応が順調に進み、最終的にドーパミンが扁桃体、側坐核のドーパミン受容体に受け取られることで報酬を得ることができます。ここで行われる神経伝達物質の受け渡しに必要なものが正しいトーンです。

マイアミ大学医学部によってカイロプラクティックの健康全般への影響の研究が行われました。ここで採用されたのがトルクリリース・テクニックです。カイロプラクティックの効果の研究対象として98名の依存症患者が選ばれました。理由は、彼等が報酬欠陥症候群(生き生きとした幸福感の欠乏した状態)に苦しむ人々の代表的存在であり、報酬欠陥症候群と脳報酬カスケードの関連性を如実に表しているからです。研究の結果、依存症治療センターにおける医療を必要とする人は通常48%であるのに対し、その割合を9%に下げました。ベックスうつ評価法では薬物療法と精神療法を用いた場合、通常1年間を要するうつ評価のレベル5を4週間で達成させ、スピルバーガー精神不安テストでは、通常6カ月間を要する35点以下のうつレベルを3週間で達成させました。

先天的に報酬(充足感)が十分に得られない状態を持つ人たちにとって最も危険なことは、アルコールや薬物による自己治療です。それらの物質により、いい気分が得られ日常生活が楽になると錯覚させます。しかし、やがて依存症を発症すると悲惨な目に合うことになってしまいます。注意欠陥障害(ADD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)の子供たちは、その後の人生でアルコールや薬物を乱用する可能性が他の子供たちに比べ5・5倍高いということが報告されています。これらの子供たちにコカインの成分に似たような薬を飲ませることはたいへん危険なことです。また、抗うつ剤が用いられると、将来的に自殺率を高めることが報告されています。

トーンのサブラクセーションにもとづく本来のカイロプラクティックの採用で、筋骨格系の問題はもちろん、メンタルヘルス領域を含む健康全般に大きく貢献することが可能になります。ホルダー研究所日本ではこの度、新たに児童発達支援組織と協力体制を整え、障害基礎知識教育の提供及び子供の発達障害支援プロジェクトを発足させ、自然で安全な手段の普及啓蒙を図ることになりました。皆様のご参加をお待ちしております。



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