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  ソウルナイト参加報告 山本元純

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ソウルナイト参加報告 山本元純

鹿児島で初開催 80人以上集う
カイロジャーナル86号 (2016.6.17発行)より

東京とは違う客層
地震以外は理想的
あるべき姿再認識

第14回ソウルナイトが4月15日(金)、鹿児島市で開かれた。テーマは「Truth」。一般を中心に80人を超える人が参加し、カイロプラクティックの普及という業界の長年の課題に新たな可能性を開いた。

鹿児島で初めて開催されたソウルナイト。今回はスピーカーの一人として参加してきた。「今回のオーディエンスが次回のスピーカー」というのがソウルナイトの基本姿勢。それでも何から何まで最初から作り上げるその苦労は相当なものだったに違いない。赤尾茂博先生を初めとした運営スタッフには感謝の一言に尽きる。

そんな苦労をあざ笑うかのように、それもよりによって前日に熊本で大地震が発生した。当日は九州新幹線を筆頭に鹿児島以北からの交通網が寸断されてしまい、薩摩へ向かう足が失われてしまった。不可抗力とはいえ、熊本・福岡方面からの参加者が奪われてしまったことは残念でならない。

見えない地震に対する不安の中、それでも多くの方々にご参加頂いた。そのほとんどがカイロプラクティックと関係のない一般の方々で、その年齢層も中・高校生から高齢者までと幅広かった。少なくともここ数年東京で行われてきたソウルナイトとは明らかに違う客層だった。

それでも、構成としてのまとまりは理想に近かったように思う。今回の中心人物で地元の赤尾先生によるカイロの話から始まり、その赤尾先生の元へ通う馬場さゆりさんの話はカイロプラクティックに対する率直な感想を伝えてくれた。そうした流れの中で登壇させてもらい、日本におけるカイロプラクティックの現状と注意点などの話をさせていただいた。小松達也先生は自らの体験談を赤裸々に語られ、最後に岡井健先生が全てを踏まえてカイロの未来に目を向け語られた。

特にテクニックなどに触れるわけでもなく、ただただカイロプラクティックの話だけに終始するイベントはそうはないだろう。まして業界団体の垣根を超えて参加者が集うのはこのソウルナイトくらいのものだ。こうしたイベントが東京以外の場所で企画・開催され、一定の成果を収めるというのは大変重要なことだと思う。

ソウルナイトから数日後、鹿児島のとあるバーでは一般の方々がカイロプラクティックを如何にして広めるかを話し合っていたという。これまた理想的な展開だ。こうした流れが全国各地に広まっていってくれればいい。そのためには各地域で活躍されている先生方の協力が必要不可欠となる。もちろん口で言うほど簡単な話ではない。しかし、それ以上の何かを得ることができる。それだけは間違いないのだ。

手作りのソウルナイト。当初から関わっている私からしてもその在るべき姿を再認識させられた、そんな思いの詰まった夜となった。

山本元純(やまもと・もとすみ)
山本カイロプラクティック研究所(東京・杉並区)所長
RMIT大学日本校(現・東京カレッジオブカイロプラクティック=TCC)卒業
ブログ 「ちゃんとカイロプラクティックしなさい」を運営
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