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  スポーツカイロプラクティックの普及 第4回

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スポーツカイロプラクティックの普及 第4回

リオ五輪参加者決定は開催直前?
カイロジャーナル86号 (2016.6.17発行)より

FICS役員会議で

風が強い日もありますが、半袖の方が過ごしやすい季節になってきましたね。この時期は各団体も総会などでいろいろと忙しい時でしょうか。僕が所属している国際スポーツカイロプラクティック連盟(FICS)と日本スポーツカイロプラクティック連盟(JFOCS)も総会がありましたので報告させていただきます。

JFOCS総会

3月27日にJFOCSの総会が行われました。ICCSP認定試験の受講基準についてJFOCSがようやく会員に正式に発表しました。受験できない20数名には受講費を返金するそうですが、総会から約2カ月経つ現在、何も詳細の連絡は来ていません。

そしてJFOCS会長と役員が認定試験後に辞任する事で今回のRMITのCSCとマードック・フルプログラム、マードックCSC卒業の受講生へのICCSP受験基準変更の責任を取ると総会で発表しましたが、時期などの詳細はまだ発表されていません。1日も早くJFOCSが受講生に返金をして最低限の誠意をみせてこの問題を納めて欲しいと願います。

FICS役員会議

毎年行われるFICSの会議が今年は5月6日にノルウェーで行われました。この会議には基本的には全役員、全委員長が集まり、一年間の報告と今後の事に関して話し合います。会長と事務局長が退任して新しい会長が就任しました。それだけでも重大なニュースでしたが、今年は例年以上に議案が多く、長時間の会議でした。答えを早急に出す事は出来ませんが、しっかりと話し合い慎重に経過を見て、スポーツが世界にさらに認知されて行けるように組織改革をしていきます。

4月にスイスで行なわれたSports Accord(各国際競技連盟、国際競技大会の代表だけが集まる)では初めてブースを出し、様々な競技連盟の代表と今後国際大会へのサポートの話が進む方向で良い話し合いが出来たそうです。

リオ五輪報告

前号(2月18日号)にも書きましたが、リオ五輪にカイロプラクターが参加して選手のサポートをする事が決定しています。しかしリオではカイロプラクティックが未法制化であり、理学療法士などがカイロプラクティックは自分たちの分野だなどと主張しているので油断はできません。2014年から選考が始まって2015年12月に終わると言われていたのですが、1月に延期。2月になってもまだ返事が来ないので問い合わせてみると、3月中には結果が出ると言われました。その後何の通知も来ない状態でFICSの役員会議で最新の情報を教えてもらいました。

内容はオリンピックとパラリンピック合わせてFICSより海外のスポーツカイロプラクター約7名が派遣される予定です。内定リストはあったそうですが、もう一度選考し直すらしいのでFICSの役員会の時点ではまだ白紙の状態でした。5月中には決定するそうです。ブラジル内政悪化のニュースを頻繁に聞くので、その影響もあるのでしょう。僕が2013年にコロンビアで行なわれたワールドゲームズに参加した時も30数名のFICSのカイロプラクターが集合する日の午後まで誰一人としてホテルが決まっていなかったそうで、南米だからか大きな国際大会だからかは分かりませんが、きっとそういうものなんだと最近は思い始めています。

また、世界から7名の参加となると僕の参加は厳しいなと思っています。FICSにとってオリンピックは最大のゴールの一つであり、最も難関なイベントのため、ベストのカイロプラクターに声をかけていますし、選考するのはFICSではなくリオ五輪の実行委員会です。次の五輪が日本ということを結構考慮してもらわないと無理かもしれません。しかし誰が決まっても嬉しいです。

他にもFICSの国際大会の帯同は沢山あります。今後も一人でも多くのスポーツカイロプラクターがよりよく活動できるように努力していきたいと思います。

伊佐 和敏D.C.(いさ・かずとし) 
イサ・スポーツ・カイロプラクティック(ISC)(千葉県浦安市)院長
FICSアジア代表
【資格】
カリフォルニア州開業免許
認定国際スポーツカイロプラクター
NATA公認アスレチックトレーナー
米国認定スポーツカイロプラクター
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