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  キネシオテーピング協会 国際シンポジウムを開催

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キネシオテーピング協会 国際シンポジウムを開催

治療を強化 医療分野にも浸透
カイロジャーナル85号 (2016.2.18発行)より

盛況に終わったシンポジウムの集合写真

キネシオテーピング協会は昨年11月21~23日の3日間、臨床研究発表から数えて30回を記念し、海外からの医師、医学博士をキーノートスピーカーとして招いて、東京都千代田区で国際シンポジウムを開催した。日本からは100人、海外約30カ国からは米国のカイロプラクターやスポーツトレーナーをはじめ理学療法士など医療関係者を中心に140人の参加者が集い、盛大なシンポジウムとなった。

「30周年キネシオテーピングシンポジウム」は、米国に本部があるキネシオテーピング協会インターナショナル(KTAI)が毎年行う国際大会を日本で行うという形で実現したもので、講演はすべて日英二カ国語通訳付きで行われた。基調講演は3題で、会長の加瀬建造氏による「組織回復とキネシオテーピングの関連性」のほか、海外の医学部教授と医師により「心臓手術後の痛みと術痕へのキネシオテーピングの効果」と「内視鏡観察を通してのキネシオテープの効果説明」が発表された。筋膜組織や循環に対するキネシオテーピングの効果は近年明確に解明されてきており、メディカルな分野でも普及が進んできていることを裏付ける内容であった。

ワークショップは8件で、スポーツや小児に対応するためのテーピング法、新しい検査法に基づいたテープの貼り方、リンパドレナージュを促すテーピング法など、すべて実践的な内容が続いた。様々な治療を強化する道具としてのキネシオテーピングの可能性を浮き彫りにした臨床に役立つワークショップであった。

前日の11月20日には、「メジャーリーグ 治療法と実技」と題する半日セミナーも開催された。シアトル・マリナーズのヘッドコーチであるリック・グリフィン氏が選手のケアに関する最新情報を講演し、髙倉昌宏氏が解説も兼ねて通訳した。プロ野球選手に携わるトレーナーから学べる貴重な機会とあって200人近くの参加があった。

キネシオテーピング協会はこのシンポジウムを節目とし、今後さらに米国の協会本部とのつながりを強化し、米国をはじめとする世界各国の会員による臨床情報や技術内容も積極的に紹介、取り入れていく予定である。

左からシアトル・マリナーズ・ヘッドコーチのリック・グリフィン氏、加瀬建造氏(中央)、髙倉昌宏氏(右)
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