第18回学術大会 10月15、16日に名古屋で開催 | カイロジャーナル

  第18回学術大会 10月15、16日に名古屋で開催

カイロプラクティック、オステオパシー、手技療法の最新情報、セミナー案内、関連書籍・DVDの販売

カイロジャーナル TEL.03-3434-4236 〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-13江口ビル別館

第18回学術大会 10月15、16日に名古屋で開催

JSCC学術大会実行委員長 阿知波正人
カイロジャーナル85号 (2016.2.18発行)より

今年の日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)学術大会は、10月15、16日に名古屋で開催される。大会実行委員長・阿知波正人氏(カイロプラクティック快晴堂院長)に今大会に懸ける思いをご寄稿いただいた。

阿知波正人氏

次世代のためにカイロの素晴らしさ発信

この度、JSCC第18回学術大会の大会長を拝命いたしました。第1回学術大会から実行委員や一般講演の発表に何度か携わって参りましたが、ついに来たかという感じです。

昨今、日本ではカイロプラクティックを取り巻く環境が厳しくなっているという話を聞きます。カイロプラクティックの学校に生徒が集まらない、書籍が売れない、セミナーに受講生が集まらないなどです。一方でクイック・マッサージやリラクゼーションなど正規の教育を受けたかどうかわからない手技療法家が数多く存在しているのも事実です。

カイロにおいても、以前から法制化されていない現状を悪用して、いい加減な教育でカイロプラクターを養成しているところもあると聞きます。しかし、彼らの施術所の経営が必ずしもうまくいっていないとは言えないでしょう。このような現状から、お金も時間も労力もかかるカイロの学校に行かずに、安易な道を選択し、結果知識も技術も乏しいカイロプラクターや手技療法家が増えるのも仕方のないことかもしれません。

今すぐカイロプラクティックが法制化されればよいのですが、それは夢のまた夢ですぐには実現しないでしょう。だからと言ってカイロプラクティックという素晴らしい医療技術を日本で衰退させてはいけない、このような厳しい時代だからこそ、カイロプラクティックの素晴らしさを発信しなければいけないと考えております。発信するにもただ「カイロプラクティックが良いですよ」ではなく、またカイロプラクターが個人で発信するよりも、18年にわたり学術的にカイロプラクティックの良さをアピールしているJSCCの役割は大きいのではないかと考えております。今、カイロプラクティックに携わっている私たちが発信しなければ、次の世代につなげることができなくなってしまいます。

カイロプラクティックをアカデミックに研究し、理論付けし、医療関係者だけでなく一般の患者さんにもわかるようにしなければ、誰も納得してくれないでしょう。そこで、今回のテーマはカイロとも深く関連があり、多くのカイロプラクターが毎日の臨床で施術を行っている運動器疾患に関するものが良いのではと考え「ロコモティブ・シンドロームにおけるカイロの役割」とさせていただきました。

また、講師陣や運営に関しては、昨年の第17回学術大会時に開催された、役員会および総会の決議を受けて、最近の流れとは少し違う講師陣、および運営で臨みたいと考えております。

まず第一に、基調講演、ワークショップ、一般講演の演者を全員学会員およびカイロプラクターにお願いする。これによりカイロプラクティックの独自性、有効性をより強調する。第二にワークショップは名前の通り、実技色の濃いものにする。そのために分科会方式をとり、メイン会場を3分割して3人の講師により同時進行で行う。これにより、少人数で各講師の実技をより間近に感じていただき、テクニックや理論などの向上に役立てていただく。そして講師はDC.だけでなく、ノンDCにもお願いして日頃の研究成果や経験を披露していただく。第三にカイロプラクティックの安全性を学会から発信するという意味で禁忌症講座を行い、鑑別診断やハイリスク患者の危険回避の知識の向上につなげる。

会場は名古屋駅のすぐ近くの「ウィンク愛知」の大会議室を確保しました。アクセスも大変よい会場ですので、多くの先生方に参加していただきたいと思います。日本カイロプラクティック徒手医学会・名古屋支部を上げて皆様をおもてなしさせていただきます。

facebook公式ページへのリンク

長期連載中の記事

過去の連載記事