トルクリリーステクニックに出会って 遠藤光政D.C. | カイロジャーナル

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トルクリリーステクニックに出会って 遠藤光政D.C.

根拠に基づく答えがあった
ホルダー研究所日本代表 遠藤光政D.C.
カイロジャーナル84号 (2015.10.21発行)より

2011年9月に始まったホルダー研究所日本の活動からちょうど4年が経過しました。Drホルダーには初来日以来これまでに9回の来日をお願いし、私はその間2度訪米してきました。この4年間ホルダー研究所日本としての活動一色に染まり、一心不乱にそしてあっという間に時が過ぎてきた感じがします。

Drホルダーにお会いする以前の約30年間は「ぺルヴィックコンプレックス・テクニック」と称して骨盤帯のドロップ・テクニックを主とした骨格矯正により神経の働きを調整して健康を回復させるという考え方で臨床を行ってきました。多くの問題はそれで解消できると自負しておりました。

しかし、Drホルダーのお話を聞き、それは真のカイロではないことを知らされました。DDパーマーは「私はカイロプラクティックをトーンに基づいて発見した」と言っていました。トーンとは環境中に存在する振動で、周波数(Hz)を意味します。DDパーマーはこの世の中の情報交換は全てトーンに基づいていてそれは私たちの体内における情報交換でも同様であることを発見しました。カイロプラクティックはこの発見に基づいて創始されていたのです。「サブラクセーションは骨ではありません。骨はサブラクセーションを引き起こすことはありますが、サブラクセーションそのものではありません。サブラクセーションは骨のレベルで起こる三次元空間の神経学的投射です。骨を動かすのはアジャストメントではありません。骨を動かすのはマニピュレーションでありアジャストメントとは全く別物です」。

そんなお話を聞いて当初私の頭の中は大パニック状態でした。「そんな話は聞いたことがないし、もしそうだとしたら今まで30年間やってきたことは何だったんだ?」そんな疑問に対してDrホルダーは一つひとつ的確に根拠に基づく答えを与えてくれました。DDパーマーは2冊の本を出版していましたが、1914年の亡くなった年に出版された2冊目の本The Chiropractorは、ほとんどが焼かれてしまい、幻のグリーンブックと呼ばれ世に出回ることがありませんでした。しかし幸いにも、米国のコピーライトが登録されていて一部が残りました。そこに前述の驚くような内容が全て書き記されていたのです。

トルクリリース・テクニック(TRT)はこの本来のカイロプラクティック理論に忠実に基づいたものでした。初めの2年間は今までの施術法に少しずつTRTを取り入れながら試していきました。TRTで採用する鑑別診断法により真のサブラクセーションを確認し、アジャストすると神経機能が調整されることで体の全てのシステムが整ってきます。もちろん筋肉の働きも改善され、その結果、脊柱、骨盤の歪みも解消されていきます。それに加えてトーンのサブラクセーションに基づくカイロであるTRTからは、「報酬欠陥症候群」と呼ばれるアディクションやその他のメンタル・ヘルス分野において大きな効果が得られます。DDパーマー、BJパーマーはともに「カイロプラクティックは刑務所を空にする」と言っていました。今日、死亡と犯罪の主要な原因がアディクションであり、研究でアディクションの治療にTRTが大変大きな効果を示したことはその言葉を納得させるものです。

Drホルダーは元テキサス大学精神薬理学と遺伝子学の教授Dr. Kenneth Blumとともに長年アディクションの研究を続けてきました。アディクションには仕事、食物、セックス、ギャンブル、薬物の5種類と強迫性障害、発達障害が含まれます。これらに対してTRT、ニューロオリキュロ・セラピー、アミノ酸サプリメント療法を採用して過去30数年間大変大きな成果を上げてきました。日本国内でもこれらの問題は確実に増えており、自然で安全な療法を用いて我々が大きく貢献できる分野であると確信し努力を続けたいと考えています。

ホルダー研究所日本事務局

神経機能異常に起因する種々な問題をカイロプラクティックや栄養療法など自然な手段で解消する方法を普及させる活動を行っている。

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