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  第19回 日常生活における姿勢習慣の問題点 2

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いい姿勢でいこう 第19回 日常生活における姿勢習慣の問題点 22015.08.19

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第19回 日常生活における姿勢習慣の問題点 2
カイロジャーナル79号(2014.2.22発行)より

荷物の持ち方が原因で肩の高さが左右で違っている人が多くいます。
そこで、今回は肩の高さの違いを解消する荷物の持ち方について解説します。
今回の内容をご理解いただければ、肩の高さの違いを解消する荷物の持ち方を学んでいただくことができます。
ちなみに、そもそも肩の高さが揃っている人は、荷物を左右交互に持つといいでしょう。

荷物を手で持つことで生じる歪みと対策

はじめに、荷物を持っていない時の左右の肩の高さをチェックします。左右の肩の高さが同じなのか、それとも左右の肩においてどの程度高さが異なっているか確認してください。

次に、左右のそれぞれの手で持ちます。その際に肩の高さがどのように変化したか確認してください。

以上、左右の肩の高さが違った場合、荷物を持つことによって3つのタイプに当てはまるはずです。例として右肩が上がっている場合を紹介します。

タイプ1
荷物を持っていない時に右肩が上がっている人が、右手で荷物を持つことで右肩が下がる人です(写真1→2)。このタイプは、右手で荷物を持つようにします。なぜなら、普段上がっているのが右肩で、荷物を持つことで下がるわけですから、それが修正になるからです。
写真1

写真1
写真2

写真2

タイプ2
荷物を持っていない時に右肩が上がっている人が、右手で荷物を持っても右肩が上がったままの人です(写真3)。このタイプは、左手で荷物を持った時にどうだったか確認します。もし左手で荷物を持った時に、左肩が上がった(右肩が下がった)場合は、左側で荷物を持つようにします(写真4)。変化がない場合はタイプ3の人ということになります。
写真3

写真3
写真4

写真4

タイプ3
どちらの側の手で荷物を持っても、肩の高さの違いに変化がないタイプがあります。このタイプの人は、荷物を手で持っても変わらないので、日常的に、上がっている肩を下げるようにしてください。その際に肩を前に丸めないように注意してください。

今紹介したのは右肩についてでしたが、左肩はこの逆になります。

荷物を肩に掛ける際の対策

荷物を肩に掛ける際には、下がっている側の肩に掛けることでバランスを取ることができるようになります。なぜなら、かけた側の肩は、荷物がずり落ちないように上げざるをえないからです。

つまり、普段上がっているのが右肩であれば、左側に荷物を掛けることで修正できるのです。

それと、荷物を斜め(たすき)に掛ける場合は、前半で紹介した「荷物を手で持つことで生じる歪みと対策」を参考にしてください。つまり、はじめに荷物のない状態で肩の高さをチェックし、左右それぞれに斜め掛けをしてどのようにするのが修正になるか試してみてください。

なお、今まで書いたことを実践していただくことで、肩の高さがそろってきたら、その後は極力交互に持ったり掛けたりするようにしましょう。

慣れていない側で荷物を持ったり掛けたりするのは違和感があるものです。しかし違和感が強い人ほど悪い癖が強く染みついている証拠です。早い人で1週間、遅い人でも3カ月続けていれば慣れるはずなので、それまでの辛抱と思って取り組んでください。

その他の対策として、左右のバランスを保つためにリュックサックを使うことをお勧めします。ストラップをきつめに締めて左右の肩を後ろに引くと、背中の丸まり防止にもなります。

以上、左右の肩の高さが違った場合の改善法について紹介いたしました。ぜひお役立てください。

次回も背骨を歪めてしまう姿勢習慣について解説したいと思います。

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