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  第16回 丸まるクセが抜けない限り姿勢が良くなる日は来ない

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いい姿勢でいこう 第16回 丸まるクセが抜けない限り姿勢が良くなる日は来ない2015.08.16

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第16回 丸まるクセが抜けない限り姿勢が良くなる日は来ない-キャットレッチで姿勢改善-
カイロジャーナル76号(2013.2.20発行)より

今回は背骨への負担を減らし、施術の効果を高める効果的なストレッチ「キャットレッチ」について解説したいと思います。このストレッチは背骨への負担を増やしてしまう「猫背」の改善を目的としています。このストレッチを正しく繰り返していただくことで、猫背は必ず改善します。年齢的なことや疾病などの理由でどうしても改善が難しい場合であっても、今より丸くならないという意識で取り組んでいただければ必ず効果があるはずです。

座ってやっても、立ってやってもOKです。電車やエレベーターの待ち時間、シャワーの水がお湯に変わるまでのちょっとした時間などに1、2回やってみてください。そんなスキマ時間で手軽にできるのがこのストレッチの良さでもあります。

以前このコーナーにも書きましたが、人は背中を一切丸めずに日常生活送ることは不可能です。つまり、普通に生活していたら、背中が丸まってしまうのは仕方がないことなのです。だからといって丸まり続けて良いわけではありません。だからこそ「埋め合わせ」が大切になるのです。「埋め合わせ」とは、「下を向くことで丸まった『背中』を後ろに反ること」。「腕を前に伸ばすことで前方に丸まった『肩』を後ろに引くこと」の2つです。

私がこのストレッチを勧める理由は、このストレッチで姿勢が悪くひどい肩こりに悩まされていた自分が劇的に改善したことと、今まで数千人の方が姿勢の改善を実感したからです。

それでは、ストレッチのやり方を説明します

  1. 手のひらが上を向くように尻の後ろで指を組む(写真1)
    写真1

    写真1
  2. 胸を開くように肩を目いっぱいうしろに引く(写真2)
    写真2

    写真2
  3. 肩を引いたままアゴが天井に引っ張られるように頭を後ろに倒し、組んだ手は斜め下に引くように伸ばす(写真3)
    写真3

    写真3
  4. そのままの姿勢で3つ数えてから頭を起こし、肩の力を抜く

※立って行うときは腰で反らないよう注意してください

呼吸法

  • 肩を引いた時に鼻から息を吸う
  • 頭を後ろに倒しながら、とがらせた口から「フーッ」と細く息を吐き続ける
  • 頭を倒して3秒数えている間も息は細く吐き続ける

ストレッチの効果を最大限に引き出すポイント

  1. 肩甲骨を背中で寄せるように肩を限界まで後ろに引く(写真4)
    写真4

    写真4
  2. 腰は極力反らない
  3. 小まめに実践する(30分おきに2回できれば理想)
  4. ストレッチ後3分は伸びた背骨を意識する

注意点

  • 首を傷めるので、必ず肩を十分に引いてから頭を倒す
  • 腰で反らないよう注意する
  • 頭を倒すと首・背中・腕などが痛い場合は、頭を倒さず肩を引くだけで結構です

その他

アゴは上に、手は斜め下に、アゴと手で引っ張り合いをする感じです

肩こりの人は、ストレッチの後に肩を前から後ろに大きく回すと効果アップ。小さく回すのではなく、大きく回します

効果を実感するには1日最低20回、1回1回を正確に行ってください。1回でもやらないよりはマシという気持ちで取り組んでください。

後ろに倒した頭を戻す時に首が辛いという人は上体ごと体を起こすようにします

以上、私がお勧めする姿勢改善の具体的方法について解説しました。

あとは、このストレッチを1回1回正しく実践することと、せっかくのストレッチが台無しにならないよう、パソコンの位置などに注意してください。

皆様のところにいらっしゃる方の姿勢改善にも役立てていただけたら幸いです。

動画でご覧になりたい方は「キャットレッチ 動画」で検索してください。

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