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  新連載 スポーツカイロプラクティックの普及 伊佐和敏

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新連載 スポーツカイロプラクティックの普及 伊佐和敏


カイロジャーナル83号 (2015.6.28発行)より

第1回 スポーツ大会サポートでカイロプラクティックの可能性広がる

いさ・かずとし 
イサ・スポーツ・カイロプラクティック(ISC)(千葉県浦安市)院長。FICSアジア代表。【資格】カリフォルニア州開業免許。認定国際スポーツカイロプラクター。NATA公認アスレチックトレーナー。米国認定スポーツカイロプラクター。

以前カイロジャーナルで一度記事を書かせて頂きました(2014年11月/第81号)伊佐和敏です。今回から国際、国内の出来事を中心に個人的な活動も含めてスポーツカイロプラクティックについて書いていく予定ですのでよろしくお願い致します。

まず昨年2月に始まった「認定スポーツカイロプラクティック」(ICCSP取得)プログラムの話から始めたいと思います。1月に国際スポーツカイロプラクティック連盟(FICS)の認定スポーツカイロ・プログラムの5回目が、3月には6回目が行われました。5回目の内容は上肢のスポーツ障害に関する内容を2日半かけて行いました。アメリカとオーストラリアから講師に来て頂き、僕も補助講師として参加させていただきました。3月の内容は画像診断とリハビリテーションのコンセプトなど、日本のカイロプラクターはあまり馴染みがない内容からすぐに使える内容まで幅広く、またデンマークとアメリカから来た講師たちも現・元教育委員長の2人なので内容量も非常に多く充実した講義でした。

3月のプログラム開催期間中に日本スポーツカイロプラクティック連盟(JFOCS)の総会があり、折橋直紀会長の再選が決まり第2期がスタートしました。オリンピックまで時間が十分にはありませんが、少しでもスポーツカイロプラクターが関われるように団体として啓蒙活動を頑張って欲しいと思います。特に政治的な話をするばかりではなく地道な努力が必要となります。

スポーツでは下から働きかけることが大切ですし、上からの働きかけはFICSが行っていく予定です。そのためには今後スポーツイベントでのサポート実績が必要となりますが、1日も早く全日本レベルのトップ選手が競う大会に携われるよう、様々な大会でアピールしてほしいと思います。現在は僕が国際的なスポーツにFICSから依頼されてサポートに入っていますが、これから多くのICCSP取得者が活躍できることと思います。

ICCSP取得のためには実習も必要となります。実習参加はスポーツカイロの啓蒙活動にも繋がるので、普及活動として一石二鳥です。今年2月に徳島で行われた海部マラソンには、JFOCSが参加者に施術を行うために参加しました。スポーツのイベントでは必ずしもカイロの施術を行うのではなく、選手がベストの状態になるために何が必要かを判断しなければなりません。状況によっては水分補給のアドバイスやストレッチなど幅広く知識を活用しなければなりません。したがって初めてのスポーツイベント参加は誰でも難しいですが、参加した先生方は主催者、参加者から非常に好評価で来年の参加もお願いされ大成功で終わりました。今後も沢山の受講生が日本中でイベントに参加する事になると思います。

5月の11日から13日までFICSの役員会、総会やシンポジウムが世界カイロプラクティック連合(WFC)、ヨーロッパカイロプラクティック連合(ECU)の会議と同時期にギリシャのアテネで行われました。

日本のICCSPプログラムの受講資格は今回のFICSの役員会議では大きな議題の一つでした。WFCの会長とFICSの会長たちが正式に話し合うほど大きな問題です。他国ではそれ程問題ないのですが、日本では未法制化だからか、FICSが定めた受講資格に日本の団体が納得しません。しかし多くの話し合いを重ねた結果、納得したからこそ第一回目が開催されたと僕は理解していました。この問題の詳細は現時点でFICSからJFOCSに通達が届いていないので今回ここでは書けませんが、機会があれば結果を書きたいと思います。

個人ではFICSから「2015 Outstanding Award」を頂きました。これは年間に活躍したカイロプラクターに送られる賞です。全FICSメンバーの中から3名選ばれる大変名誉な賞です。日本語では「優秀賞」でしょうか。長年実現できなかったICCSPを日本で実現させたことなどを考慮されました。大変な事が多々ありましたが、今までの努力が認められたのでとても嬉しかったです。
個人的にスポーツの大会に施術を行うなどいろいろと活動をしていますが、それは次回に書かせて頂きたいと思います。

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