TBENの誕生秘話 | カイロジャーナル

  TBENの誕生秘話

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TBENの誕生秘話

  

身体と対話する

ドイツでセミナーを行っていたとき、首に痛みのある女性の受講生がいました。私が頭蓋仙骨治療を勧めると、それはすでに受けたが、変化が感じられなかったと言います。

私は、ボディートークも使える頭蓋仙骨の治療者なら、必要部位に対して優先順位を付けた適切な治療ができるはずだから、この2つができる治療者を探すように言いました。しかしこの2つのテクニックを習った治療者であっても、セミナーで教えられたとおりの手順で各治療を行うことはできても2つを統合的に使う治療者はなかなかいないようでした。

結局私はその場で彼女を治療することになり、左鎖骨と蝶形骨のバランスを取るのが最優先であるという示唆が、彼女の身体との対話から得られました。このようなテクニックが存在するわけではなかったのですが、とにかく彼女の身体がそれを欲していたのです。治療結果は非常に満足がいくものでした。

このドイツでの経験から、私はボディートークの治療者には、筋膜や頭蓋仙骨テクニックをどの部位にどの順番で施すのかを決めるために身体に尋ねる、という方法を教えることにしました。通常のセミナーでは、教えるテクニックを限定し、その手順を教えますが、私のセミナーでは、評価治療の原則、そして身体に何が必要かを質問する方法を教えようと強く思うようになったのです。これにより、受講者は無限大にテクニックを広げていく可能性を持てるからです。

ホログラムで治療する

ノースカロライナで2011年8月に行われたセミナーでは、手技療法の資格を持たない受講者が何人かいました。彼らはテクニックを身体に触れずに行うことを望んでいたので、私はそれをやってみようと思いました。

セミナー参加者の中に、右股関節に痛みと可動域減少があり、歩くのが困難というカイロプラクターがいました。私は参加者の中の理学療法士といっしょにARTS評価法で右股関節を評価しました。可動域は著しく制限され、関節の弾力性は減少していました。私は身体と対話し、右股関節頸部が重要リージョンであるとの情報を得ました。私は股関節頸部のホログラムに対しエネルギー的にワークしました。骨同士を圧迫し、下方へ折り曲げ、ねじりました。22秒間保持し、離しました。これはすべてホログラムに対して、身体に触れずに行ったことです。

テクニックを行った直後に股関節の再評価しました。ARTSのすべての要素で大きな変化がありました。非対称性はなく、可動域は完全になり、弾力性の減少もなくなりました。そのカイロプラクターはそれまでよりずっと楽に歩くことができるようになっていました。

受講生も私もこの結果に驚きました。私はごく自然に迷いなくこのホログラムを利用した治療をしたのですが、実際はこのような治療の仕方をしたのは初めてだったのです。私はその後3年かけてこの全く新しいテクニックの開発に取り組み、自分のクリニックで何千人もの患者にこの方法を試みました。そうして編み出したテクニックを、トータルボディ・エナジェティクス(TBEN)と名付けました。

TBENセミナーは、手技療法家が臨床の中に身体に触れずに行うテクニックを組み込む方法を学べるようにデザインしました。私は海外、国内を問わず、何百人もの治療家にこのアプローチを教えてきました。セミナーでは、エナジーボディとフィジカルボディについて学び、身体に触れるテクニックと触れないテクニックの療法をどのように使い分けるかというところから学んでいきます。

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