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足から全身を整えるシンクロラボ、今後も普及活動を継続

カイロジャーナル82号 (2015.2.23発行)より

足から全身を整えるシンクロラボ、今後も普及活動を継続

東京都町田市で開業する小柳公譽DC(ウェルビーイング研究所)と 福島県会津若松市で開業する森田哲矢氏(東北治療室)が共同で立ち上げた「シンクロラボ」が発足し、ほぼ4年が経過した。シンクロラボの目指すのは全身の治療を足からの調整を中心に進める研究、教育で、足部のわずかな崩れがすべてのゆがみの出発点になり得るし、足を調整することで根本原因をなくすことが出来るという考えが基本となる。これまで「シンクロラボ・ケアシステム・ベーシック勉強会」を開催し、その基礎となるコンセプトと技術を教えてきた。来年度からもシンクロラボの治療法を普及する機会を設けていく予定である。

2人で共同勉強会

シンクロラボの前身は、代表である小柳氏の「シンクロ矯正法」と副代表の森田氏の「ゼロポイントケアシステム」である。2人が「足こそ大事!」と意気投合したのは、20年も前に仙台で開かれた小柳氏のセミナーだった。セミナー終了後も夜中まで治療について話し込んだという。その後10数年近く経ってから2人で那須塩原のペンションで共同勉強会を開催。そのころまでに小柳氏も、森田氏もそれぞれの治療法を確立し、セミナーで教え始めていた。治療法はそれぞれ独自のもので、東京での「ゼロポイントケアシステム」勉強会に小柳氏も出席し、自分の臨床に治療方法として取り入れるようになった。そして2人がもっと協力して、より完成された足の治療法を広めるためにシンクロラボが発足した。

いちばん良い治療

小柳氏は、SOTインストラクターのすべての資格(SORSI公認SOT初級、中級、頭蓋骨調整国際インストラクター)を持っており、臨床でもSOTは欠かせない技術である。また、エネルギー治療も重視しており、リース氏の開発したエネルギー治療である「ハーモニックス」、そして気功を含む日本古式のエネルギー治療も大切にしている。そこに自身のオリジナル技術である「シンクロ矯正法」と森田氏から学んだ足の治療法も加味されている。

シンクロラボ代表として小柳氏は現在、足からの治療を教育の主なテーマとしている。しかしSOTを始め様々な治療体系を駆使する小柳氏に、その他の治療術も教えてほしいという要望もあり、数年前まで行っていた「シンクロ矯正法」の復活を望む声もある。

小柳氏にこれからの展望をお聞きすると「僕はカイロを守るというよりもカイロをさらによいものに発展させたいと思っていて、そのためにはカイロプラクターを名乗らずとも全く問題ない。僕はカイロプラクターじゃなくて治療家です。日本には、日本古来のものと外国から入ってきたものがすべてあって、洗練された一番いいものをつくれるのは日本じゃないかと思っているんです。三十年前に米国留学から帰った直後に開かれた当時のDCが集った場でも同じことを言ったんですけど、思いは今も同じです。カイロ技術に追従するのではなく、個々の患者さんにとって一番よい治療を選択して提供するスタイルを追求する人たちに、私の持っているものが役に立つのなら、そして必要とされるのならいつでも協力したいと思っています」と答えてくれた。

習得は目的にあらず

学習者に望むこととしては「学ぶところに行き着くまでのハードルが高いハーモニックスやSOTであっても、シンクロラボ・ケアシステムであっても、それを習得することを目的としてはいけない。全部道具、手段なんだから、それを利用してよりよい治療をしてほしい」と語った。シンクロラボの今後の活動の中で、小柳流治療術がどこまで含まれてくるのかはまだ未定だが、多くの引き出しを持つ小柳氏にはぜひ後継者への伝授に力を注いでいただきたいものである。


小柳公譽DC(右)とシンクロラボ事務局の村田文武氏
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