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  イタリアのカイロ、悲願の法制化達成

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イタリアのカイロ、悲願の法制化達成

61号(08.2.29発行)より

イタリアでカイロプラクティックが正規の医療として認められた。昨年12月17日、イタリア議会はカイロプラクティックが一時医療であるということを承認した。これによりイタリアのカイロプラクターは、診断権とドクター・オブ・カイロを名乗る権利を獲得した。イタリアカイロ協会(AIC)が結成されて33年、AICがカイロプラクティック法案を提出してから17年目のことである。

イタリアは医師の数が世界で最も多い国の一つであり、人口5700万人に対して40万人の医師がいる。一方国際レベルのカイロプラクターは300人である。医師会からの抵抗は大きく、ここまでの道のりは平坦ではなかった。イタリアでは、かつてカイロは法に定められた医療行為ではないので禁止ではないとの判断を裁判所が示し、カイロの施術所が急速に増えた。しかし2002年、カイロを単独で開業することは医療行為であるとの判断を 最高裁判所が示したことから、カイロプラクターが裁判にかけられるなどの事態が発生した。

AICは世界カイロ連合(WFC)やヨーロッパカイロプラクターズ連合と協力し、新たな法制化運動を展開した。カイロに理解の ある国会議員にも積極的に働きかけた。元クロスカントリースキーの世界チャンピオンで現役時代にカイロの恩恵を受けていた議員や、カイロを健康維持に役立てていた議員が、率先して動いてくれたことが今回の法制化につながったという。

今後、AICはイタリア厚生省と協力し、カイロの業務範囲などの規定作成や登録制度の設置など、公的医療システムの中にカイロを組み込むための整備を進めていく。

今回の快挙は、6月にイタリアで開催されるパーカーセミナーで盛大に祝われる予定である。

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